梅の木と柿の木に着生させたセッコク「万里紅」が元気に、満開を迎えました。 5年ほど前に、木に小苗を張り付けたのですが、繁殖力旺盛で、見事に大株となり咲きました。

対馬産の、紅花（薄ピンク花）の桃華です。おそらく、夢対馬と同じ品種と思われます。 花は大きく、見栄えの良い品です。対馬産のため、開花時期は遅くなります。 発色ともにお気に入りの蘭です。

鹿児島が産地で、六弁花の「翠天」です。 舌が、緑花に変わっています。鹿児島産らしく、開花は今頃の4月初め頃です。 花のない時期に咲くので、最後まで開花を楽しませてくれます。 また、花着きがよく、毎年、5花以上で咲き迫力があります。

採取は古く、昭和58年の全春連の登録です。大型の覆輪斑黄色の覆輪花です。花は大きく、迫力のある蘭です。繁殖、花着きも素晴らしい蘭です。大型ですので蘭展で栄えます。

久留米の蘭友から頂いた、中国春蘭九華の「劉梅（りゅうばい）」が咲きました。 とても、良い香りがします。 九華は、無銘品を含めて3鉢しか愛倍していませんが、毎年、どの鉢か開花してくれます。 せっかくの、貴重な九華、大切に育てていきたいです。

熊本県産の黄花「煌星」です。 十年以上前の話ですが、東京ドームの「世界蘭展」で賞を受賞し、有名な黄花となりました。 黄色花の発色は、すこぶる良好で、優秀な蘭です。今年は、5花開花してくれました。

対馬産の、柄株、中透け花の「対馬錦」です。 葉は、細葉の黄色縞ですが、花は均整の取れた、大きな中透けが咲きます。 対馬産の柄物を多く集めていますが、なかなか黄花と良い花型の花は珍しく貴重品です。

対馬産、山採取の「鳴鹿」です。 当時対馬で、数多くの山採取がされ、その中で唯一、ものになったんがこの「鳴鹿」の一株だったと聞いています。 時により、葉に曙を有し、花も曙紺覆輪になります。花は、やや落肩ですが、品のある良いものです。 対馬の山採取貴重品、大切に育てたい逸品です。